紫外線の危険性と害(大人・子供・赤ちゃん)

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紫外線の危険性と害(大人・子供・赤ちゃん)

紫外線の危険性は…

害・危険性レベル3「厳重警戒」

紫外線は、皮膚内におけるビタミンDの生成に欠かせない要素です。そのため、今のように栄養過多の時代になる以前は、成長期の子供に対して、骨格のしっかりした丈夫な肉体を形成するために屋外でのスポーツや活動が奨励され、陽に当たってできる小麦色の肌は健康であることの象徴でした。しかし、現在の健康志向は紫外線の健康被害への関心を高め、また、皮膚でのビタミンD生成には日焼けするほどの紫外線量が必要ではないことが分かってきたこともあって、皮膚へのダメージを避ける紫外線対策が重視されるようになりました。

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大人・子供・赤ちゃんへの害

日焼けとシミ・ソバカス

日焼けしたところにシミ(黒ずんだ色素斑)とソバカス(茶色の色素斑)ができるのは、紫外線によって皮膚内に生成されたメラニン色素の沈着(組織内に定着)が原因です。乳幼児期から十代までの新陳代謝が極めて活発な時期は、色素の沈着が起きにくく、発生しても時間とともに消滅しやすいものですが、年齢を重ねるに連れて残りやすくなります。

皮膚の老化としわ

顔のしわは、加齢とともに皮膚の弾性を生み出す物質が減少し、真皮の弾力性が失われることで発生します。紫外線には組織の弾性を阻害する酵素を生成させる作用があり、しわをさらに目立つ深いものにしてしまいます。

皮膚がんと白内障

紫外線によって皮膚の細胞に与えられたダメージは皮膚がんの原因になります。ただし、がんの発生は誰にでも一様に起こる現象ではなく、発生から発見までに長い年月を要することが少なくありませんので、患者のほとんどは大人です。シミと腫瘍とを見分けることは困難です。気になるシミを見つけたときは、皮膚科を受診してください。一方、中高年に多い白内障についても、紫外線が原因となる可能性が指摘されていますが、現在までのところその因果関係は十分に立証されていません。

紫外線によって皮膚の細胞に与えられたダメージは皮膚がんの原因になります。

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