プラセンタ化粧品の危険性と害
プラセンタ化粧品の危険性は…
ここ最近、女性の間で特に人気が高まっているのが「プラセンタ化粧品」です。他の成分と違い「生物由来」である点が特徴的で、とにかくプラセンタ配合の化粧品ばかりを選んで使うという人も多いようです。
ところが、利用者が増えると共にプラセンタによる健康被害も数多く報告されるようになってきました。プラセンタというのは簡単に言えば「胎盤」の事です。多くは豚や馬などの胎盤からそのエキスが抽出されており、動物の世界では母親が子供を産みおとした後、直ぐに胎盤を食べて栄養を補給するのが一般的であることからも分かる通り、極めて栄養価が高い点が特徴となっています。
プラセンタを使った化粧品の効果としては「肌にハリが出る」「ツヤがうまれる」「若返った気がするなど」様々です。ただ、上述したとおり、肌の上で細菌が繁殖してしまい肌がボロボロになったりアトピーやアレルギーが悪化してしまうというケースも頻発しているのです。
高栄養であるが故の弊害
栄養価が高いというのは確かに化粧品として優れている事の一つの理由にはなります。しかし、その一方で前述した通り細菌が繁殖しやすかったり、劣化が激しかったりするというマイナスな側面も大きいのです。
プラセンタ化粧品にも品質がピンからキリまであり、低品質な物はすぐにいたんでしまってそれを顔に塗ると激しく炎症を起こす原因にもなります。腐った胎盤を肌に塗り込むようなものですからハリが出るどころか吹き出物急激に広がったり、毛穴から細菌が入り込み広範囲が化膿してしまったりするのです。ネット上でも検索すれば健康被害に遭った患者さんの写真を見ることができますが。思わず目を逸したくなる程酷いものです。
また、プラセンタは製品によって肌に合う、合わないの個人差も大きく、ある人が「これは良い商品だ！」と言ってもそれが即、自分にもマッチするかは全く分からないのです。ただでさえ値段の高級なプラセンタ化粧品ですが、高いお金を払って肌に致命的なダメージを与えるなんてことは絶対に避けたいですよね。
プラセンタの取扱い方法は厳密に
ここまで解説してきたように、流行りのプラセンタ化粧品ですが、本来は安易にオススメは出来ない物なのです。「存在そのものが有害」とまでは言いませんが、かなり神経質になって厳密に取り扱われるべき物だと認識しておくべきです。
「動物の胎盤から抽出したエキス」と聞けば確かに「肌にめちゃくちゃ効きそう！」という印象を持つかもしれませんが、他の化粧品同様のあ使い方ではかえって肌に逆効果となる事も多いのです。
プラセンタは確かに高栄養ですが取扱いはメーカーの推奨する方法を厳守すること
