トレハロースの危険性と害(大人・子供・赤ちゃん)
トレハロースの危険性は…
トレハロースは、地球上のさまざまな生物の細胞内に存在する糖の一種です。また、多くの動植物はトレハロースを合成することができ、組織内に蓄積してエネルギー源としています。身近な食品の中では、椎茸をはじめとするキノコ類や海藻に多く含まれています。人工的に生産する方法は以前から知られていましたが、大量生産ができない高価な素材であったため、一部の化粧品や試薬にしか使われていませんでした。しかし、岡山県のバイオ企業が大量生産する技術を開発し、1995年から低価格で販売を開始したことにより、食品添加物としてもさかんに利用されるようになりました。
大人・子供・赤ちゃんへの害は?
トレハロースは、甘味が一般の砂糖の半分程度ですが、さっぱりとした上品な甘味であること、タンパク質・脂質・炭水化物に対する保護作用があること、さらに食材のまずさや臭いを抑える効果があることなどから、実に多彩な食品に添加物として使用されています。しかし、現在までのところ危険性についての報告はまったく見当たりません。しかも、摂取した後の血糖値・インスリン値の上昇がブドウ糖と比較して大変ゆるやかで低いという特性があります。トレハロースは、安全な食品添加物と言えるでしょう。
トレハロースは、安心して摂取できる食品添加物です。