ネムリブカの危険性と害

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ネムリブカの危険性と害

ネムリブカの危険性は…

害・危険性レベル2「警戒」

○○サメという名称ではないことから字面だけ見るとどんな生物なのかよくわからない「ネムリブカ」。別名はホワイトチップシャークと呼ばれる実は最もポピュラーなサメの一種なのです。

体長は最大でも2.5mと決して大きくはありません。沖縄や小笠原諸島近辺でのダイビングでは頻繁に目撃されており、実際に遭遇するサメのうち90%以上はこのネムリブカだと言われている程です。

サメといえば凶暴なイメージが強い魚ですが、このネムリブカは一体どのような性格・習性なのでしょうか。ダイビングが趣味の人や海水浴に行く予定のある人は要チェックですね。

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ネムリブカの危険性

見た目は小型ながら典型的なサメの風貌をしているネムリブカですが性格は非常におとなしく、人間側から刺激を与えない限りは攻撃してくる可能性はほとんどありません。慣れているダイバーなどは一緒にならんで記念撮影をするくらいです。

ネムリブカはサメとしては珍しく、泳がなくても呼吸ができるため日中は岩陰にひっそり隠れていることも多いようです。ダイビング中に目撃できればある意味ラッキーと言えるかもしれません。

ただし、驚いた拍子に人間を噛み付いた例が全くないわけではありません。無意味に近づくことはやめましょう。

ネムリブカは保護対象?

実はネムリブカは準絶滅危惧種に登録されているサメでもあります。日本ではあまりサメを保護しようというムードはありませんが、世界的にはサメ保護の流れも強まりつつあるようです。

ネムリブカは水族館でも飼育されている事が多いですから、見たいかたは海に潜るよりも水族館へ行った方が良いでしょう。

ちなみにこれは余談ですが、ネムリブカは見た目だけは凶悪なメジロザメに似ているため、映画等では「メジロザメ役」としてしょっちゅう出演しています。サメの出て来る映画を見る時は注意してみてみるのも面白いですね。

ネムリブカは見た目ほど危険なサメではなく性格はおとなしいと言えます。ただ、生き物である以上絶対人間に危害を加えないとは限りません。意味もなく接近しすぎたり刺激しないよう注意は必要です。

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