ポリデキストロースの危険性と害(大人・子供・赤ちゃん)
ポリデキストロースの危険性は…
ポリデキストロースは、トウモロコシ由来のブドウ糖を主原料とし、人工甘味料ソルビットとクエン酸を加えて生成された水溶性の人工食物繊維です。糖分の消化・吸収を遅らせて血糖値の上昇をゆるやかにし、インスリンの過剰な分泌を抑制する効果と、善玉菌を増やし、悪玉コレステロールを減少させる効果があります。もともとはアメリカで糖尿病と高脂血症を改善するための医療用として開発されましたが、日本でも1983年に食品添加物として認可されて以来、ダイエット用の飲料・食品の素材として普及しました。
大人・子供・赤ちゃんへの害は? 摂り過ぎると下痢に。
ポリデキストロースは、安全な人工食物繊維として高い評価を受けています。ただし、過剰に摂取すると軟便になったり下痢を引き起こしたりします。厚生労働省が定めた特定保健用食品におけるポリデキストロースの一日摂取目安量は7~8gですので、その量をオーバーしないように気をつけたほうが安全です。
ポリデキストロースの一日摂取量は8gまで。
摂り過ぎると下痢になります。