カラコン(カラーコンタクト)の危険性と害

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カラコン(カラーコンタクト)の危険性と害

カラコンの危険性は…

害・危険性レベル2「警戒」

視力矯正を目的としないおしゃれ用カラーコンタクトレンズ(通称カラコン)は、発売当初、雑貨類として法的規制も業界の自主規制もまったくないまま、眼のトラブルが多発していました。そこで、視力矯正用のコンタクトレンズと同様に「薬事法」の適用対象となり、現在、品質も販売方法も同法に基づく規制を受けています。厚生労働省は、カラコンの販売業者に対し、眼科医の診察と購入者の眼に適したコンタクトのサイズ・レンズカーブの処方を行うことと、装着方法や取扱方法について購入者に説明することを指導しています。カラコンを購入する人も、そのルールに従ってください。

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カラコンの危険性 ①  間違った使い方による害

カラコンが「薬事法」の規制対象となる以前、経済産業省所管の独立行政法人がカラコンによる眼の障害に関して眼科医への聞き取り調査を実施しました。その結果、眼科医を受診した患者の障害では、角膜の感染症である「角膜炎」と角膜の損傷による「角膜びらん」が最多であり、その他各種の角膜の疾患と「結膜炎」を発症していること、また、その多くの原因が手入れ不足長時間の装着使用法の理解不足であったことなどが判明しました。(製品評価技術基盤機構「視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズに関する調査報告書」2008年より)
カラコンを初めて購入するときは、その装着方法や取扱方法についての説明をよく聞いて理解し、実行するように心掛けましょう。

カラコンの危険性 ②  欠陥品・粗悪品による害

上記の調査報告書では、カラコンによる眼の障害の原因として、品質が悪い着色剤の剥げ落ち・漏出などが、数は多くありませんが報告されています。しかし、2011年以降、「薬事法」に基づくコンタクトレンズ基準に適合し、国の製造販売承認を受けた商品しか販売できないこととなりました。従って、現在では、信頼できるショップを利用している限り、安全な商品をかならず購入できるはずです。

カラコンは、正しい使い方とお手入れを。
信頼できるショップで買いましょう。

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