スマートフォンの危険性と害

スポンサードリンク
スマートフォンの危険性と害

スマートフォンの危険性は…

害・危険性レベル3「厳重警戒」

スマートフォンは、パソコンのようにアプリをインストールしてさまざまな機能を追加することができ、そこが以前の携帯電話と決定的に異なる点です。スマートフォンの進化と普及は情報化社会の発展を加速し、人々の生活習慣や行動様式にまで変化を与えていますが、その一方で、個人情報の漏洩やインターネットを利用したサイバー犯罪の増加という負の一面ももたらしました。それらは、すでに私たちの身近な脅威です。以下では、スマートフォンのもつ危険性と、それにどう対処すべきかを説明します。

 不正アプリによるウイルス感染

ウイルスやスパイウェアなどのマルウェア( malware = malicious software 悪意のあるソフトウェアの略)は、かつてはパソコンやサーバに対する脅威でしたが、現在ではその感染がスマートフォンにも拡大しています。感染のほとんどは、不正アプリ(悪意のある危険なソフト)をインストールすることによって起きています。国内の大手ITセキュリティ企業によると、2014年6月までに発見されたAndroid 対応不正アプリは260万種にも上りました。

iPhone 対応アプリの販売はアップルのApp Store が独占し、きびしい審査で不正アプリが排除されていますが、Android 版は審査基準がゆるやかであるため、不正アプリが増え続けているようです。また、Android は誰でも私製アプリを開発して頒布することが可能であるため、これがウイルス感染の増加に拍車を掛けています。iPhone アプリは安全ですが、Android のフリーアプリは特に危険です。信頼できるサイトから厳選したアプリだけをインストールするようにしましょう。

スポンサードリンク

 OS ・アプリのセキュリティの脆弱性

スマートフォンの OSアプリには、パソコンの場合と同様に、セキュリティの脆弱性が付き物です。脆弱性を突いた不正アプリや不正浸入の被害を受けないよう、セキュリティの脆弱性を修正する更新ソフトがリリースされたら必ずインストールしましょう。

 Wi-Fi アクセスポイントの成りすまし

Wi-Fi (無線LAN)でインターネットに接続する場合は、マルウェアに感染しているアクセスポイントに要注意です。スマートフォンが感染すると、保存されている個人情報の漏洩やインターネット電話の盗聴などの被害を受ける可能性があります。これを予防するためには、接続するアクセスポイントを日頃から利用している特定のポイントに限定するのがひとつの方法です。しかし、より確実な方法として Wi-Fi 対応のセキュリティソフトをインストールすると安心です。成りすましの信号を検知すると、通信をただちに遮断します。

Android 端末はマルウェアの感染に厳重警戒を。
フリーアプリやフリーアクセスポイントは特に要注意。

スポンサードリンク
サブコンテンツ

このページの先頭へ